女性の薄毛3 〜ポニーテールは髪によくない!?牽引性脱毛〜

女性の薄毛3 〜ポニーテールは髪によくない!?牽引性脱毛〜

一昔前まで、薄毛や抜け毛の治療と言えば、男性専門というイメージが強く、「女性ホルモンは薄毛になりにくいから女性は大丈夫」と過信していた方も多いのではないでしょうか。
しかし近年、薄毛に悩む女性が急増しています。

 

その理由として、様々なものがありますが、精神的にうつ状態になってしまいストレスから髪を抜いてしまう病気や生活習慣の不摂生などの他にも、物理的に毛根に負担をかけてしまったがゆえに起こる脱毛も深刻です。その脱毛症状の名前を「牽引性脱毛症」と呼びます。

 

これは「牽引性」という名前の通り、髪の毛の一部分を長時間に渡り、過度に引っ張り続けたために、髪の毛や毛根に多大な負担がかかり起きてしまう脱毛症です。

 

最近は長髪の男性増えてきているので、限定はできませんが、ヘアスタイルの都合上、圧倒的に女性に多い薄毛や脱毛の症状と言えます。例えば、若い頃からポニーテールヘアのように髪をまとめる癖がついている方や、前髪を引っ詰めるタイプのヘアスタイル、またはバレエの習慣などからお団子ヘアのように髪を強くまとめているようなヘアスタイルを長年続けている方に非常に多いのが、この牽引性脱毛なのです。

 

一見、髪の毛は頭皮と強い力でつながれているように見えますが、実際のところ、頭皮の強度はあまり強くありません。髪をギュッと束ねてしまうと、頭皮にはとても大きな負担となってしまうのです。とはいっても、髪を引きつめるヘアスタイルをするとすぐに薄毛や脱毛が起こるわけではありません。

 

子どもの頃に髪を強く束ねていた方が、大人になってから脱毛にいたるケースも報告されています。また、強く髪を結んだからといって、すべての方が牽引性脱毛になるわけでもないのです。
こういった細かな部分については、やはり大きく個人差があります。

 

しかし、髪の毛を長く緊張状態に置くことは、決して良いことではありません。できるだけ髪を強くまとめることは避けたほうが良いですし、やむを得ず髪を強く結んだあとは、頭皮をリラックスさせてあげるように、マッサージやケアを心がけましょう。